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遠藤歩

どうして食べてくれないの?


私と子どもと発達障害と。cocorosalon Aun(ココロサロンアン)

 

どうして食べてくれないの?

 

和みの食育、今回のテーマは子どもの「食べない問題」です。

 

多くのお母さんから「子どもが全然食べてくれない!」という悩みを聞きます。

 

どうして子どもが食べないのか。その答えはとても簡単。空腹ではないからです。

 

いやいやそんなはずはない!だって今日はもう夕飯時なのに朝からバナナ1本しか食べていないのだもの!なんていう方も少なくないかもしれません。

 

そういう場合、確かに胃の空っぽ具合で考えればお腹が空いているはず。でも空腹ってお腹の空っぽ具合だけで感じるものではないのです。

 

普段は、それまでに食べた物を消化して胃から脳に「お腹がすいたよ。次のご飯をたべて!」と指令が出て空腹に気づきます。でも遊びに夢中だったり何かほかの事に意識をとられていると脳が空腹に気づかないことがあるのです。

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大人でもよくありませんか?大好きな趣味に没頭していて気がついたら食事の時間をとっくに過ぎていたり、とても大きな悩みを抱えていてご飯が喉を通らない、なんて事が。

 

それは子どもも同じです。いえむしろ、毎日たくさんの新しい刺激を受けている子どもの方が、ご飯より興味のほうへ集中しがちなのかもしれません。

 

さてそんな時、子どもにどのようにご飯を食べさせたら良いのでしょうか。

 

もしテレビが付いているなら消した方が良いでしょう。もし毎回オモチャで遊びだしてしまうならご飯の時は見えないところにしまっておいた方が良いでしょう。または子どもの興味を引くような色とりどりのご飯にしても良いかもしれません。

 

でも食べない事で悩んでいるお母さん達は、たぶんとっくにそんな事はお試し済みだと思うんです。テレビを消しオモチャを片付けカラフルな野菜を使ってみたり・・・

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それでも食べない時は、食べなくていいんです。本人がいらないと言っているなら、食べなくてもいいんです。

 

ご飯の時間なのに集中できず遊び始めたり歩き回ったりしてしまう時は、外食の時は周りに迷惑がかかる場合は対応が必要になるかもしれませんが、自宅でならば「順調に発達しているなぁ」と眺めていて大丈夫。

 

いろいろな事に興味を持つことは、その1食分の栄養を取ることより大事かもしれません。

 

それに、お腹が空いていないのに無理にご飯を食べさせてしまうと子どもは空腹を感じる隙がありません。じつは、空腹を感じるということはとても大切なことです。

 

お腹がすいてご飯を食べて満たされる。これはとても大事な経験です。ごはんの時間だから機械的にご飯を食べる、のではなく、お腹がすいたからご飯を食べて満足する。

 

とても当たり前に聞こえるこのサイクルをきちんと毎日繰り返す事で、子どもはきちんと自分の身体の声を聴ける大人に成長できるのです。

 

「自分の身体の声を聴く」というのは、自分に必要なものをきちんと感じ自分をケアできるようになるということです。

 

自分の身体の声に気づけず過ごしていると、たとえば過労になるまで働き詰めたり、不健康な食生活や生活リズムを続けたりして、心や身体を蝕むことに繋がってしまいます。

 

ですから、子どもが食べない時は無理して食べさせるのではなく、その1食(場合によっては2食、3食かもしれません)は諦めて、子どもがお腹が空いたと感じるまで待ちましょう。

 

そうは言っても、食べないと栄養のことが心配になりますよね。でも1日くらい食べなくても人間は大丈夫です。健康ならば、それくらいで身体を壊す事はまずないでしょう。

 

心配な時は、食べた量ではなく、子どもが元気かどうかを見てあげてください。いつも通り元気ならば大丈夫。

 

それで変な時間(例えば朝ごはんと昼ごはんの間など)に子どもがお腹がすいたと言ったらお菓子やジュースではなくフルーツや小さなオニギリなどをあげると良いでしょう。

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お菓子やジュースがダメな理由は、ご飯を食べなければお菓子やジュースがもらえると思ってしまうと困るからです。お菓子が主食になっては困りますからね。

 

または、待てるのであれば、次のご飯まで待とうねと言って何もあげないのもアリだと思います。ご飯の時間に食べないとお腹が空いて大変だ!と覚えるのも良いかもしれません。

 

どちらにせよ、子どもが食べないと言っているならそれでご飯はおしまい。片付けて次にまわすも良し、残りはありがたく頂くも良し。ちなみに私はありがたく頂戴する派です。

 

さて、食べない理由が「なにか悩んでいるから」である場合。そんな時は話を聞いてあげるなり、そっと見守るなり、その子にあった対処をしてあげてください。

 

この時ばかりは多少無理にでも食卓についてもらう事も有効かもしれません。「あなたのために心を込めて食卓を用意したよ」という思いを伝える事で心を少し軽くできるかもしれない。

 

これは大人の場合も同じです。

 

私がまだ学生の頃、大きな大きな悲しみで文字通り「食事も喉を通らない」状態になってしまった時。

 

母は私を丸一日見守った後、食べなくても良いから食卓においでと部屋に呼びに来ました。食卓にはいつも通りのご飯がいつも通り並んでいて、いつも通りの家族がテーブルを囲んでいました。

 

ご飯を見たらお腹がすいてきて、私は「こんなに悲しいのにお腹がすくなんて」と自分に戸惑いながらもご飯を食べ始めたのですが、それが温かくて美味しくて、その時はボロボロ涙をこぼしながらご飯を食べました。

 

そうしてご飯を食べ終えた時には、少しだけ前を向いてみようかなと思えたのでした。

 

そんな自分の経験からも、食卓は心と身体、両方の健康を担っている大切な場所なのだなと感じています。

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と、少し話がそれましたが、今回のコラムでお伝えしたかったことは、食べない事にも意味がある、ということです。だから子どもが食べないときは、すくすく成長しているなぁとのんびり見守ってあげてくださいね。

 

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同じ世界に生きているはずなのに、どこか他人事な「発達障害」

発達障害というけれど、得意なことと、苦手なこと、凸と凹の差が激しいだけだと私は感じています。こちらが伝えたいことが上手く伝わらなくて、イライラしちゃうこともあるけど、とっても純粋で素直な当事者たちは癒しでもあります。

そんな魅力的な当事者たちを少しでも身近に感じてもらえる交流できる場所も出来たらいいなと思い日々活動をしています。

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